2021年に同じように日本ハムで出場停止処分を受けた中田翔(34=現中日)は、故障もあって2カ月半ほどのブランクを経て巨人に拾われたものの、移籍後は34試合で打率.154、3本塁打、7打点に終わった。
山川は会見で「試合の感覚は何カ月も空くとなくなるが、その間も三軍で練習し、いつも以上に体を追い込んできた。体は万全です」と強調したが、V奪回の切り札として4年総額12億円ものカネをもらいながら、チームの足を引っ張るようなことになれば、それこそ今以上の袋叩きにあう。
球団と小久保新監督は、山川の言葉を祈るような思いで信じるしかない。