球団社長「活躍する選手は応援」と言及も…佐々木朗希ポスティング直訴に「時期尚早」の声

公開日: 更新日:

 11年オフにメジャー挑戦したダルビッシュ(現パドレス)は、日本ハム通算7年167試合で93勝。最優秀防御率2回、最多奪三振3回、最優秀投手1回を手にし、55完投、18完封と圧倒的な数字を残している。

「球団としては本音では手放したくなかったが、日本最終年の年俸が5億円と高騰。球団経営を圧迫している面もあり、泣く泣くポスティングを認めたと言われている」(球団OB)

 今オフ、ドジャースに10年総額1000億円で移籍した大谷翔平(29)も佐々木同様、日本ハムの綿密な育成プランで育てられたクチだが、成績は段違い。投手としては通算5年85試合で42勝し、15年は15勝、防御率2.24、勝率.750で投手三冠を達成。打者としても通算5年403試合で296安打、48本塁打、166打点、打率.286。クリーンナップの一角を担った。

 他にも高卒では楽天田中将大は通算7年175試合で99勝、元広島前田健太(現タイガース)は通算9年218試合で97勝である。

 ポスティングで移籍した選手は相応の成績を残し、球団に貢献している。ネット上では佐々木を後押しする声は極端に少なく、<まだシーズン通しての活躍もないし、到底無理な話>とワガママと断じるファンが多い。佐々木の早急なポスティング直訴は相手にされそうもない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット