MLBピッチクロック「20秒→18秒」に…1年生投手の山本由伸&今永昇太には大ダメージ?
今季からメジャー挑戦することになった日本人投手は「時短」との戦いも強いられる。
例えばドジャース・山本由伸(25)とカブス・今永昇太(30)に関してだ。
MLBは昨季導入した「ピッチクロック」(投球間隔制限)を今季から走者がいる場合、従来の20秒から18秒への短縮を決定。一昨年より1試合平均24分短くなった試合時間をさらに短縮するためだ。
このピッチクロックは多くの投手にとって不評だった。昨季、リアル二刀流をこなし、投打でフル稼働した結果、2018年以来2度目の右肘靱帯を修復する手術を受けた大谷翔平(29=ドジャース)もそのひとり。
昨年末の「NHKスペシャル」に出演した大谷はシーズンを通じて疲れがあったと明かし、「ピッチクロックがあるので、そこは慣れないなというか、出続ける上で疲労がたまりやすくなるかなと感じていた。そこは改善する余地があったかな」と話した。
投手は投球間隔が短くなったことで、息をつく間もなく投げなければならない。その結果、疲労が抜けなかったというのだ。