上原浩治は自己ワースト…佐々木朗希は?「自費キャンプ」先輩選手の同年成績(前編)
一部報道でロッテの佐々木朗希(22)が球団にポスティングによるメジャー挑戦を要望していると報じられた。
キャンプインまで1週間を切る中、契約に関する動向がハッキリせず、「自費キャンプ」の可能性もあるという。
これまでも自費キャンプを行った選手はいたが、彼らはその年はどのような成績を残しているのか、調べてみた。今回はその前編。
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■巨人・投手 上原浩治(05年)
04年は22試合に先発し13勝5敗、防御率2.60をマークし、最優秀防御率のタイトルを獲得した。
同年オフ、当時29歳で球団にポスティングシステムによるメジャー挑戦を懇願したが球団は認めず、越年交渉へ。上原は「金額面でも若干の隔たりがある」「中途半端に妥協したくない」などと不満を漏らしつつ、球団側には海外FA権取得までの4年分の違約金を払うとことなどを提案したが、それでも叶わなかった。弁護士を間に挟での交渉は2月中旬までもつれ込み、最終的に折れる形で年俸3億5000万円でサインした。