巨人ドラ5左腕「完全投球」に他球団真っ青…新戦力充実に昨季までにはなかった期待感

公開日: 更新日:

 巨人ドラフト5位左腕・又木鉄平(24=日本生命)が、首脳陣の視線をクギ付けにした。

 7日に行われた今キャンプ初のシート打撃。カウント1-1から実施された実戦で先頭の萩尾、続く門脇を2者連続で空振り三振。「うまく崩せた」と自画自賛した主砲の岡本和に対しては、落ちる球で泳がせ、遊飛に仕留めた。

 快投はなおも続く。中山を鋭く曲がる変化球で空振り三振に斬って取ると、山瀬には一転して内角の直球で詰まらせて遊ゴロ、秋広も見逃し三振に打ち取った。

 打者6人から4奪三振の完全投球に、「チェンジアップが良かった」とニヤリと笑った又木。バックネット裏で視察した中日・岩田慎司スコアラーは警戒を強めた。

■「真っすぐで空振りを取れるから球の質もいい」

「いいですね。球の出どころが見えにくい。真っすぐが手元でピュッと伸びるから、打者が差されていた。三振を奪う能力があるし、真っすぐで空振りが取れていたから、球の質もいいんでしょう。スライダーなどの変化球のキレも良かった」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤原竜也「全領域異常解決室」に「SPEC」ファンから“追い風”! 演技派・柿澤勇人の伸びしろにも期待大

  2. 2

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  3. 3

    二宮和也が「ブラックペアン」続編を退所後の初仕事に選んだウラに“子供のお受験”問題

  4. 4

    ダルビッシュの根底にある不屈の反骨精神 “強いチームで勝ちたい大谷”との決定的な違い

  5. 5

    米女子ツアー「崖っぷち3人娘」はどうなる? 次戦でシード選手と最終戦出場者が確定

  1. 6

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 7

    竹内涼真「龍が如く」は酷評の嵐…実写化ドラマ“改悪”続出で、いよいよNetflix一強時代へ

  3. 8

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 9

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  5. 10

    佐々木朗希の獲得に「第3の球団」急浮上…来春日本開幕でvs大谷ドジャースの可能性