センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット導入のせいじゃない

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 こうした低反発バットの導入に際しては「ロースコアで試合がつまらなくなる」、「長打が減って野球の魅力が半減する」、「試合の花形であるホームランが減少する」と言った否定的な声がSNS上で見られたが、実際、ホームラン数は極端に減っている。

 低反発バットが導入される以前の21年大会は31試合中9本塁打で1試合あたり0.29本の本塁打。22年は30試合中18本塁打の同0.6本、23年は35試合中12本塁打の同0.34本だった。で、今年はというと、今大会9日目までの本塁打数は28試合中わずか3本塁打。しかも、そのうち1本はランニングホームランだ。1試合あたりの平均ホームラン数は0.11本で、10試合に1本しか本塁打が出ていない。

■「入場者数を単純に比較するのは難しいと考えます」と高野連

 一方で、安打数や得点数は、大きな変化が見られない。準々決勝終了時点の1試合あたりの両チーム合計の平均安打数は23年が16.09本で、今年が14.43本。両チーム合計平均得点数は、23年が6.44得点だったのに対し、今年は6.42得点とほぼ同じだ。

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