開幕から本塁打なし自己ワースト更新…大谷精彩欠く裏に「水原通訳不在」と「契約金1000億円超の重圧」

公開日: 更新日:

 大谷は理想とする打撃に関して、「打席に入ったとき、ピッチャーと向かい合ったときに打てそうな気がすること」と話したことがある。つまり打席に入るまでの準備が重要で、それがおろそかになっているのではないか。低めの変化球に手を出して打ち取られるケースが少なくないのは、打席に向かう準備が不足していることも一因なのだろう。

 ナインとのコミュニケーションも含めて、少なくともグラウンド内では水原元通訳にオンブにダッコだったわけで、彼がいなくなったことがマイナスに作用しているのは否定できない。

 打たなければならないという力みもあるだろう。

 ロバーツ監督は自軍の打線について、「いいパフォーマンスを発揮してくれている。1番から4番、5番、6番と、我々の打線は(相手バッテリーにとって)気が抜けない」と自信たっぷりに話している。チーム総本塁打(11)と総得点(47)はいずれも30球団中ナンバーワン(2日現在)。

 主力打者は軒並み開幕から好調で、1番ベッツは打率.520、4本塁打、10打点、3番フリーマンは同.360、1本塁打、6打点、正捕手で4番のスミスは本塁打こそないが同.500、6打点。主に6番で起用されるT・ヘルナンデスは4本塁打、9打点と打ちまくっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 2

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  1. 6

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  2. 7

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  3. 8

    ドジャース大谷翔平 驚異の「死球ゼロ」に3つの理由…12本塁打以上でただひとり

  4. 9

    佐々木朗希「限界説」早くも浮上…案の定離脱、解説者まで《中5日では投げさせられない》と辛辣

  5. 10

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ