一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

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「師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない。こんな甘やかされ方ではますます稽古をしなくなり、いつかケガをしますよ。相撲には『負ける稽古』もある。相手に投げられ、受け身をとって転がることで、ケガをしない身のこなしを学ぶ。下手な転び方では足をケガしますからね。ただ、出世すると投げられるのを嫌がり、怠りがちになるのは昔からよくあること。今でさえ稽古不足なのだから、大関に昇進したら、ますますやらなくなるのではないか」(角界関係者)

 ケガで才能を生かせずに土俵を去った力士は数知れず。その一人にならなければいいが……。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 本来、大関への昇進目安は「三役で3場所33勝以上」のため、今場所がその起点ということになる。しかし、その目安はとっくの昔に形骸化。来場所の成績次第で大関昇進の可能性は十分あるという。

●関連記事【続きを読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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