大谷に本塁打爆増の可能性…格好のカモ“古巣”ア・リーグ西地区は「数多くやってきている」

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)が慣れ親しんだ相手に結果を残した。

 日本時間12日、エンゼルス時代に所属したア・リーグ西地区のレンジャーズ戦で、救援右腕アンダーソンの真ん中高めの直球を捉え、6日のパイレーツ戦以来5試合ぶりとなる16号2ランを放った。メジャー通算101個目の盗塁も記録した大谷の働きもあって、チームは昨季のワールドチャンピオンに大勝した。

 試合後の大谷はレ軍との対戦について、「(エンゼルス時代に)数多く同地区でやってきいるので、特別な感じはしなかった。強いチームを相手に全体的にいい試合ができた」と、振り返った。

 レ軍は昨季までの6年間、同地区のライバルとしてしのぎを削ってきた相手だ。ほとんどが初対戦のナ・リーグの投手とは異なり、データがアタマに蓄積されている分、対応しやすいのだろう。

 大谷はエンゼルス時代、同地区のライバル球団相手に多くの本塁打を放った。レンジャーズ戦は計83試合で打率.281、19本塁打、50打点。特に、敵地・グローブライフ・フィールド(旧グローブライブ・パーク含む)では打率.329、12本塁打、31打点の大当たり。長らく低迷するアスレチックスに対しては同.287、18本塁打、49打点。マリナーズ戦(.250)、アストロズ戦(.232)と打率こそ振るわないものの、それぞれ17本塁打、14本塁打をマークしている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  2. 2

    ドジャース地区V逸なら大谷が“戦犯”扱いに…「50-50」達成の裏で気になるデータ

  3. 3

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  1. 6

    やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

  2. 7

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  3. 8

    堂本剛、松本潤、中山優馬…そして「HiHi Jets」髙橋優斗の退所でファンが迎えるジャニーズの終焉

  4. 9

    「光る君へ」一条天皇→「無能の鷹」ひ弱見え男子…塩野瑛久は柄本佑を超える“色っぽい男”になれる逸材

  5. 10

    虎の主砲・大山を巡り巨人阪神“場外乱闘”に突入か…メジャー挑戦濃厚な岡本の去就がカギを握る