山本由伸 ポストシーズンも“戦力外”に現実味…ドジャースが絶対に避けたい465億円右腕の重症化
もっとも、ドジャースの治療方針はノースローで2~3週間の様子見だ。仮に患部の状態が回復せずに、再生治療かメスを入れることになれば、復帰は最短でも10月までずれ込むため、ポストシーズンに間に合わない。
ド軍では日本時間7月17日の球宴以降、元エース左腕のカーショウ(左肩手術)、26歳の若手右腕メイ(右肘トミー・ジョン手術)ら、実績のある先発投手が復帰する予定だ。ローテの頭数は揃っているだけに、球団としては総額約465億円を投じた山本に復帰を急がせて重傷化を招くのは得策ではない。
ド軍は17日現在、2位パドレスと8ゲーム差のナ・リーグ西地区首位。余程の大失速がなければ、12年連続ポストシーズン進出は間違いない。チームが2020年以来4年ぶりの世界一を目指す中、山本はベンチでの観戦を強いられるかもしれない。(つづく)
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米メディアからは球団の管理体制を疑問視する声も上がっているが、実際はそうとは言い難い。いったい何故か。
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