【単独インタビュー】日本を知り尽くす豪州代表ミッチェル・デュークが激白「森保Jの強さと弱さ」
ーー9月23日にポポヴィッチ監督(51=J1広島時代に日本代表の森保監督とともにプレーしたDF。06年ドイツW杯に出場)体制に。どんなタイプの指揮官ですか?
「新監督はとてもとても(精神的に)強く、強靭なメンタリティーと懐の広いキャラクターを持っています。彼は僕たちに『言い訳しないでディフェンスする』『常にハードワークする』ことを強く求めます。とてもいい指導者です。代表チームにとって新鮮な変化となりました」
ーー日本の強さ、弱さについて。
「日本に弱点はほとんどありません。でも、思うことはあります。彼らに時間を与えず、プレッシャーをかけ続け、フィジカル勝負に持ち込んでいけば、日本の弱点が表れてくると思います。あとダイレクトプレーが効果的です。得点シーン(後半13分のDF谷口のオウンゴール)でも、私がフリック(味方からのパスに軽く触れて軌道を微妙にずらしてパスを繋げる技術)してクロスのチャンスを作りました。日本の選手は、そういうプレーをあまり好みません。あくまでボールを持つ時間を長くして多くのチャンスを作ろうとします。だから、彼らに多くの時間を与えないようにしました。それが本当に功を奏したと思います」