阪神FA大山争奪戦に巨人坂本までラブコールする深い意味…総額24億円超の大型契約提示に《相当悩んでいる》
25日にはその大山が、大阪市内のホテルで行われた阪神の球団納会を欠席。21日のタイガース杯ゴルフ、23日に甲子園で行われたファン感謝デーには参加しており、オフの球団行事欠席は初めてだったことで「巨人入り決断か」との臆測が飛び交った。
巨人は阪神の5年総額20億円規模を上回る、6年総額24億円超の大型契約を提示しているとされる。条件的に「巨人有利」とみられるが、「そうとも限りません」と、さる球界関係者がこう言った。
「巨人入りがほぼ決まっているなら、阿部監督やオーナー、ましてや坂本まで秋波を送る必要なんてありませんからね。もし一塁の大山が加入すれば、岡本が三塁へ回り、結果として坂本ははじき出される可能性がある。球団に頼まれたにしても、坂本の発言も異例です。大山が球団の納会を欠席したのは、他の参加者を気遣ったもので、阪神への決別の意味ではないそうです。相当悩んでいて膠着状態なのは確かですが……」
阿部監督は「どっかのタイミングで直接交渉の席について、思いを伝えたいと思っている」と自ら出馬する意思を表明している。みんなでよってたかってアピールする巨人の作戦は奏功するか──。