大谷翔平の来季3年連続4度目MVPに高いハードル…二刀流復活がむしろ足枷、起用法も限定的か
とはいえ、投手復帰が決まっている以上、打者としても今季のようにフリーパスで盗塁をすることはあり得ないし、投手をやる分、打者としての出場も限られる。
昨年はダブルヘッダーの1試合目に完封、2試合目に打者として本塁打を放った直後、けいれんを起こしたほど。2度目の右肘靱帯修復手術を余儀なくされたのは、さすがに無理がたたったからだ。ほとんど無休で投打の二刀流を実践、登板日も打席に立つリアル二刀流までやったエンゼルス時代のような起用は現実的ではない。
大谷は昨年、投手として10勝(5敗)、打者として44本塁打で2度目のMVPを獲得したが、投手としても打者としても出場機会が制限されそうな来季、果たして同様の成績を残せるか。3年連続4度目のMVPのハードルはかなり高くなりそうだ。
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いまやメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。
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