どんどん狭くなる米ツアーの門 男子の金谷拓実は切符を得たが…
女子は日米共催のTOTOジャパンに勝てば、竹田麗央(21)のように予選会を経ずに米ツアーメンバーになれる。この大会の優勝者は2年シードになったので、リシャッフルがある「予選会組」とは雲泥の差だ。
男子もZOZO選手権の後釜大会(ベイカレント・クラシック)に勝てばPGAツアーでプレーできるとはいえ、日本選手の優勝は難しい。
ツアー関係者が言う。
「男子は欧州ツアーからPGAへ進む道もあるが、予選会を受けて上位に入るのが一番。できるなら大西魁斗のように環境が厳しい下部ツアーからの昇格は避けたいでしょう。そうなると、国内のシーズン後に行われる予選会に調子のピークを持ってこなければならない。疲労がたまったまま挑戦しても結果は残せない。これは女子も同じ。今年の山下や岩井姉妹のように、スタミナのある若い選手が当然有利です」
最年長だった原英莉花(25)が今年落ちたのはスタミナ切れだったか。
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それにしても、国内男子ツアーは世界的な評価が下落し、人気低迷ぶりも悲惨の一言に尽きる。日程は虫食い状態で録画放送がはびこり、コースは低レベル。なぜこんな事態に陥ったのか。いったい誰が「元凶」なのか。
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