スキージャンプ“52歳のレジェンド”葛西紀明が担うもう一つの重要任務…W杯代表入りでギネス記録更新
後進も育っているというジャンプ界だが、競技人口は減少し続けている。幼少期に始めても、高額な道具代や遠征費といった金銭面を理由に競技をやめる選手は少なくない。そんな中、葛西は貴重なスポークスマンだという。
「試合後の取材では『笑いを取らなければいけない。自分で話のオチをつけないと帰れない』と、いつも自分を追い込んでいます。寒い中で取材する記者たちの空気を温めてくれるので、彼の“古典芸能”が始まると周囲は安心する。現役を続ければ続けるほど話題になり、メディアに取り上げられる。ジャンプのイメージアップを図る広告塔の役割を担っているといえるでしょう」(岩瀬孝文氏)
自身の年齢を引き合いに、自虐ネタやダジャレを放つのは日常茶飯事。これが葛西流の普及活動なのかもしれない。
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ところで、スキージャンプといえば北京五輪で高梨沙羅がスーツ違反で失格となり、大炎上したことは記憶に新しい。これに対し、識者は「矢面に立たない伊東団長、原田総監督の会見を聞いて愕然とした」と話す。いったいどういうことか。問題の根幹とは。
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