「気が散る男はすぐ太る」笠井奈津子著

公開日: 更新日:

「若い頃と比べて太った」「メタボが解消できない」と悩む中高年には、“集中力の低下”という共通点が見られる。そして、集中力を取り戻す食生活を心がけることこそがダイエットの近道と言うのが、栄養士の資格を持つ著者だ。

 例えば、仕事中のリフレッシュとして甘い缶コーヒーを飲む人は多い。脳に糖分を与えることで、作業の効率は上がると思われがちだ。しかし、実際にこれは逆効果であり、その原因は糖分を分解するためにビタミンB群が大量に消費されて欠乏することだという。ビタミンB群は神経伝達物質の材料でもあり、これが減少すると精神的に不安定になって集中力も欠いてしまう。

 ダイエットも仕事の効率化も、食生活ひとつにかかっているのだ。
(大和書房 1300円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方