最新刊「健康本」特集

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「カラダにいい!がカラダを壊す」亀田圭一著

“カラダのためになるから”と、頑張って運動を続けている人も多いことだろう。しかし、そのほとんどがカラダのためになっていない可能性があると、多くのアスリートを指導してきたコンディショニングトレーナーの著者は警鐘を鳴らす。その最たるものが、ジョギングだ。走っていると呼吸が速くなるが、たくさんの酸素が取り入れられているかに見えて、実は1回の呼吸は浅く、酸素量も減っているため、交感神経が刺激されて血管は収縮する。一方、心拍数は上がるため心臓が送り出す血液の量は増え、細くなった血管の中を大量の血液が流れることで、血管内皮が傷ついてしまうのだという。

 カラダに優しいウオーキングや、筋肉を傷めないストレッチなど、正しい運動法も紹介する。(日本経済新聞出版社 850円+税)

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