「ドイツの新右翼」フォルカー・ヴァイス著 長谷川晴生訳

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 ドイツの新右翼は、かつては左翼が体制に抗議するときに用いてきたポップでサブカルチャー的な手法を学習し、それを意図的に取り入れることで権威主義的反乱を企てる者たちの支持を得てきた。そして2017年9月、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」がついに議席を獲得。さらに同党は第3党にまで躍進し、昨年10月には、政権与党のキリスト教民主同盟(CDU)を率いてきたメルケル首相に、次回の党首選不出馬を宣言させるまでに至っている。

 本書はドイツの新右翼がどのようにして議会で議席を取るまでに成長していったのか、その手法と過程を詳細に明らかにした、今緊急に読まれるべき一冊だ。

(新泉社 2800円+税)

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