フジ「ほこ×たて」にヤラセ疑惑 出演者がブログで「余りにひどい」と怒りの告発
事実なら番組打ち切りで済まされる話ではない。フジテレビの人気番組「ほこ×たて」の出演者がヤラセの内幕を暴露し、波紋が広がっている。
20日に放送された「ほこ×たて 2時間スペシャル! スナイパー軍団vsラジコン軍団」に、ラジコンチームとして出演した広坂正美氏(ラジコンカー世界選手権14連覇の実績を持つスペシャリスト)が23日、自身が勤務する株式会社ヨコモ(本社・東京)のブログに、<ラジコン愛好家の皆様へ 《お詫び》>というタイトルのエントリーを発表。演出の範囲を著しく超えたヤラセの数々を告発したのだ。
問題の放送は「どんな物でも捕らえるスナイパー」と「絶対に捕らえられないラジコン」の対決。放送では、ラジコンチームの逆転勝利に終わっていたが、実際はスナイパーがルール(最初の1分間はラジコンに当ててはならないというもの。これは内々の取り決めで番組では非公表)を勘違いして、開始数秒でラジコンを連射で破壊。対戦は中止になっていたという。
しかし、実際の放送ではルールに則った対戦は存在しないにも関わらず、意図的に偽造編集してオンエアされたというのだ。