小倉優子 TVレギュラーゼロでも料理本バカ売れの秘訣

公開日: 更新日:

 今や“ヤンママ”の星である。
 1日、小倉優子(30)が料理本「小倉優子の毎日ほめられ(ハート)ごはん」の出版記念イベントを行った。昨年12月に発売し、12万部超の大ヒットとなった「小倉優子の幸せ(ハート)ごはん」の第2弾。かつては「こりん星からイチゴの馬車でやってきたりんごももか姫」と名乗っていたゆうこりんも、11年10月にヘアメークアーティストの菊池勲氏と結婚し、12年6月に長男を出産したママタレントのひとりだ。

 現在、不定期のゲスト出演以外、テレビでの露出はほぼゼロ。にもかかわらず、冒頭の2冊を合わせると発行部数は累計18万部とバカ売れ。1冊1260円だから、印税収入はざっと2200万円以上になる。版元関係者も「想定以上の売れ行き」と鼻息が荒い。人気の理由は何か。

「今の若いお母さん世代には、露出は控えめでテレビに出すぎない方が支持される場合もある。『普段は何をしてるんだろう』という興味を引いて、ブログを見せた方が好感度が高い。テレビで庶民派をアピールすると鼻に突いて共感が得られないからです。料理のレシピも、加藤茶の奥さんの綾菜さんみたいな凝りに凝った料理でもなく、辻(希美)ちゃんのような個性的なお弁当やメニューでもない。基本はバランスを重視した家庭料理。たまに豪華なものを作る、くらいの方がお金や時間があまりない若いママでも参考にできる。加えて、夫婦円満なのも成功した大きな理由でしょう」(芸能リポーターの川内天子氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  1. 6

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  2. 7

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  3. 8

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 9

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  5. 10

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  2. 2

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  3. 3

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  4. 4

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 7

    吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

  3. 8

    【今僕は倖せです】のジャケットに表れた沢田研二の「性格」と「気分」

  4. 9

    吉田拓郎の功績は「歌声」だけではない イノベーションの数々も別格なのだ

  5. 10

    裏金自民が「11議席増」の仰天予想!東京都議選告示まで1カ月、飛び交う“怪情報”の思惑