(109)ハワース・インの前に規制線が

朝美がそのニュースを見たのは、今朝のことだった。タクシーを飛ばして破輪洲駅に到着したとき、まずは同行している咲良ちゃんがそれを見つけ、「おばさん、また事件だって」と、教えてくれた。
「やっぱり、呪われているんだ!」そう怯える咲良ちゃんだったが、その目の奥には好奇心の種火が…
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