神谷そら圧巻の逆転Vは米国行きの序章…終盤4ホール5アンダーにライバルも脱帽
【Sky RKBレディスクラシック】
国内の女子ツアーではなかなか見られない圧巻の逆転劇だった。
通算9アンダーの首位タイから発進した神谷そら(22)は9番ダブルボギー、11番ボギーで金沢志奈(29)に4打離され、優勝争いから脱落したと思われた。
ところが、15番で1メートルのバーディーパットを決めると、そこから3連続でスコアを伸ばし、金沢とは1打差に。
そして、最終18番のパー5(492ヤード)で魅せた。得意のドライバーでフェアウエーセンターに運び、ピンまで207ヤードの第2打は強烈なつま先下がり。ここから4番UTでピン右下4メートルに乗せ、このイーグルパットがカップイン。
終盤4ホールで5アンダーの反撃に金沢も脱帽だった。
約2年ぶりに通算3勝目を挙げた神谷は「昨年はケガをして結果を出せず、今年も調子がいいのに優勝を勝ち取れなくて苦しい時間が続いていた。お世話になった先輩たちが優勝しているのを見て、わたしも頑張ろうという気持ちになった。しっかり結果を残せてうれしい」と言った。