松山英樹「グランドスラム」まで果てしない道のり…全米プロは2日目もスコア伸ばせず予選落ち
【全米プロゴルフ選手権】第2日
先月のマスターズでグランドスラムを達成したR・マキロイ(36)はグリーン上で号泣。T・ウッズが2000年に達成して以来、25年ぶり史上6人目の快挙だった。
今大会に勝てば7人目のグランドスラマーになるJ・スピース(31)は通算2オーバーで予選落ち。4冠目は来季以降に持ち越しとなった。
マキロイが14年全英から11年もかかったように、最後のタイトル獲得はハードルが高い。
L・トレビノ、B・ネルソン、A・パーマー、T・ワトソンといった名選手も「1冠」を残して現役を退いた。6月で55歳になるP・ミケルソンも4冠目となる全米オープンは2位6回とあと一歩のところで涙をのみ続けている。
初日、1オーバー60位と出遅れた松山英樹(33)は、通算3オーバー。予選で姿を消した。久常涼(22)は、通算3アンダー17位につけている。
21年マスターズ覇者の松山もグランドスラムを狙っているひとりだが、過去の達成者を見ると3冠までは短期間で到達しているケースが多い。