「THE SECOND」で結成18年目の“ダークホース“ツートライブが優勝した理由
結成16年以上の漫才師による「THE SECOND ~漫才トーナメント~2025」(フジテレビ系)のグランプリファイナルが17日に行われ、吉本興業所属の「ツートライブ」(写真左=たかのり・41/右=周平魂・41)が、三代目王者に輝いた。
エントリー数は、過去最多の140組。平均年齢47歳。対決は選考会を勝ち抜いた8組の漫才師による“ノックアウト形式“で行われ、ツートライブは一回戦トップバッターで登場し、歴代最高得点となる295点で「モンスターエンジン」を、そして準決勝で「はりけ〜んず」、決勝で「囲碁将棋」を破り優勝した。優勝の瞬間、二人は目に涙を浮かべガッチリ肩を組んだ。
兵庫県立大学の同級生どおしでNSC大阪を経て、2008年結成。「M-1グランプリ」では、2023年のファイナルイヤーまで準々決勝止まりだったが、全国ネットの賞レースで初のファイナリスト進出にして、見事栄冠を手にした。
優勝後の記者会見では、「いきなりこんな状態になって夢うつつです」(たかのり)、「楽しく漫才が一本でも多くできればいいなくらいに思っていたので、まだピンと来ません」(周平魂)と話し、優勝が信じられない様子。