昔ヘネシー、今ホッピー 「ずうとるび」江藤博利の酒人生

公開日: 更新日:

 酔い潰れるとカラオケの個室で寝てました。よく体を壊さなかったよ。バブルがはじけ、店は一気に衰退。1曲いくらで金が取れなくなり、歌い放題にしたけど、よそにも安い“カラオケボックス”ができていきましたからね。

■5人で飲んでも1万円!

 今酒を飲むのは週に2日くらい。場所はたいてい芝居の稽古の帰りに御徒町や上野。アメ横にある「大統領」って有名だけど安~い居酒屋で飲んでる。メシがうまくて、食いながらホッピー飲んでる。ホッピー最高です。ハマってます。5人で飲んでも1万円。御徒町で早めに飲んで電車で帰る。六本木とのギャップがスゴいね。でもバブル期より今の飲み方の方が幸せを感じるんですよ。昔は高い店で飲んでるのに、話に中身がなかった。今は安い店で、深い話ができる。いろいろ経験したから言えるんだろうけど、今の方が人間味のある飲み方かもしれませんね。

▽えとう・ひろとし 1958年9月、宮崎県出身。ずうとるびのメンバーとして「透明人間」で74年デビュー。ギター&ボーカルを担当。「みかん色の恋」などヒット曲多数。また、バラエティーにも「笑って笑って60分」や「三波伸介の凸凹大学校」など多数出演。85年からはタレント、俳優として活動。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」