おさるの元相方・コアラは「芸能プロ社長」に転身していた

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 さて、大阪・堺市生まれのコアラさんは去年、東京書作展で部門特別賞を受賞したおさると91年にお笑いコンビ「アニマル梯団」を組んで芸能界デビュー。6年の下積み生活に耐え、「タモリのボキャブラ天国」で人気者になった。

「テレビ初出演はTBSが土曜深夜3時から放送してたバラエティー『ますこっとたわー』でした。リハーサル、カメラテスト、本番とスタジオ入りから収録が終わるまで6時間かかったのに、ギャラは2人で1000円札1枚。1人当たり500円、時給83円ですよ。しかも、当時2人が住んでたのは八王子市の郊外。撮影があった日比谷のスタジオまでの交通費が往復で2000円弱かかった。毎回赤字でした」

 それでもガンバったかいあって、90年代後半には30を超える全国の大学、高校の学園祭からお呼びがかかる人気者に。99年11月には女優の三原じゅん子と結婚。そして、04年12月放送のバラエティーで細木数子の「家族運が増す」とのアドバイスに従い、「ハッピハッピー。」に改名した。ところが、07年10月、あっけなく破局。

「改名はあくまでテレビのネタですよ、ネタ。だから、すぐにコアラに戻しました、つっても、今はもうネタにもしてません、ハハハ」

 世田谷区内に一人暮らしだ。

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