「全身がん」も悲愴感なし 樹木希林の達観に秘めた“女優魂”

公開日: 更新日:

「樹木さんがあまりにもひょうひょうとしているので、『本当にがんだったの?』なんて失礼なことを言うスタッフもいます。樹木さんはつかみどころがないように見えますが、繊細ゆえに、他人に気を使われるのを好まないようです。気を使われるのが逆にストレスになるんだとか。だから、あえて明るく振る舞っているのかもしれません。“女優魂”のなせる業なんじゃないですか」(在京キー局関係者)

 樹木はかつて「畳の上で死ねたら上出来」なんてサバサバとした表情で語っていた。達観しているのが演技だとしたら、一流の女優としか言いようがない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?