映画初主演の芦田愛菜 「台本は300回読む」と監督絶賛
「沖縄は気持ちがゆっくりするから大好き」と笑って大勢の観客たちに小さな手を振り――。
第6回沖縄国際映画祭のオープニングセレモニーが21日当地で行われ、人気子役の芦田愛菜(9)をはじめとする出演者ら約600人が宜野湾トロピカルビーチのレッドカーペットを歩いた。
芦田は前日に行われた初主演映画「円卓」(行定勲監督)の上映会で舞台あいさつに登壇。映画の中では少し偏屈な小学生琴子(こつこ)を生き生きと演じていて、「男の子にコラーッて向かっていくところは私に似ているかも」と語った。
■セリフは完璧に暗記
行定監督から「愛菜ちゃんはイチロータイプの天才。すごい努力家で台本を300回も読むんですよ」と舞台裏を明かされると、テヘヘヘと照れ笑いしていた。撮影にはセリフを完璧に暗記して臨み、休憩時間には得意の似顔絵の腕を監督やスタッフに披露していたという。
今回の沖縄国際映画祭は「島ぜんぶでおーきなこと!」と題し、那覇の国際通りでも出演者がレッドカーペットを歩くイベントを開催。
エグゼクティブディレクターの奥山和由氏は「年々、地域に溶け込んでいくのが分かります」と話していたが、騒動になった連続ドラマ「明日、ママがいない」(日本テレビ系)も終了した芦田は、沖縄でリラックスムード……。