延べ8000人! 「いいとも」ゲストで培ったタモリの「会話力」

公開日: 更新日:

 また、タモリアイドルなどとの会話に困ると、「きょうは暑いね~」と季節の話題をよく口にする。そして必ずその続きがある。「ノースリーブ、似合ってるね。誰が選んだの?」と質問し、「スタイリストさんが」と答えたら、「普段はどんな店で洋服を買っているの?」と続ける。やっぱり、聞いているのは、「休日の過ごし方」。しかも、女性で買い物嫌いはまずいないので、話題としてもハズレがない。

 サラリーマンも部長やOLとの会食で会話が途切れそうになったら、「休日は何を?」は使えそうだ。

■政治、経済、宗教、野球は話題にしない

 一方、タモリがほとんど話題にしないのが、政治、経済、宗教、野球。飲み屋の座談でモメた経験を散々してきたからだろう。サラリーマンがもし取引先の人に好きな球団を聞かれたら、「元広島の外木場のファンでした」と無難な選手名で答えるのがいい。タモリならきっとそう答えるはずだ。

「タモリさんに学ぶ雑談の技術」(こう書房)の著者で、企業コンサルタントの難波義行氏がこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ