昼の視聴率戦争 ダークホース「徹子の部屋」の“貫禄”

公開日: 更新日:

「それじゃあ、明日もまた見てくれるかな?」
 いつもと同じフレーズで「笑っていいとも!」(フジテレビ)を終えたタモリだったが、残念ながら視聴者は、また見てくれなかった。

 3月31日放送の「いいとも」最終回の平均視聴率は、16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。ところが、翌1日から始まった後番組「バイキング」の初回視聴率は6.3%。10ポイントの視聴者はまた見てくれなかったというわけだ。

「もちろん、悪い数字ではないですよ。同じ時間帯の日本テレビ『ヒルナンデス!』は6.3%、TBS『ひるおび!』は5.8%。とはいえ『いいとも』の“余熱”があって、視聴率が上がりやすい初回の割には、チト物足りない気も…」(フジテレビ関係者)

■EXILEなんて目じゃない

 一方、同じ1日から放送開始時間が正午になったテレビ朝日「徹子の部屋」は4.8%。視聴率争いの第1ラウンドは「バイキング」に軍配なんて報じられたが、果たしてそうか。

 そもそも、「徹子の部屋」は「いいとも!」の32年より長寿の39年目番組だ。1日のゲストに水谷豊をぶち込んで、数字の上積みを図ったとはいえ、激戦の中で横ばいを維持できたら、十分善戦といえるだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方