懐かしのGS「ザ・ゴールデン・カップス」エディ藩さんは今
当時のメンバーはデイブ平尾、ルイズルイス加部、マモル・マヌー、ケネス伊東、それにエディさん。この5人がザ・ゴールデン・カップスになった。
「TBSの『ヤング720』って番組に出たとき、日本ではまだ珍しかったフェンダーのギターを抱え、エフェクターの“ファズ”も使った本場アメリカのロックをガンガン演奏し、それが評判になって、レコード会社から声がかかった。ついたキャッチフレーズが“メンバー全員がハーフ”。デイブは生粋の日本人なのにね、ハハハ」
「いとしのジザベル」でデビューしたのが67年。翌年、「長い髪の少女」が大ヒットした。
「あの頃のGSってみんなヘンテコな制服着てたでしょ。ボクらも着るように言われた。でも、あんな学芸会みたいな格好はできるもんじゃない。だから、普段着で通したよ。歌もダサく感じましたね。で、持ち歌はそこそこに、アメリカの最新のロックばかりを歌ってた。そんなときに『長い髪の少女』がドッカ~ンときた。今になってはこの曲はカップスの代名詞であり、一大財産ですよ」
メンバーの出入りが激しいバンドでもあった。