元Whiteberry前田由紀 ひとり活動もドーナツ店で週3バイト

公開日: 更新日:

 ソロ活動を始めてからは、ギターの弾き語りスタイルに変身した。

「自分で曲を作っては歌い、『夏祭り』は封印してました。5人の大事な曲をひとりで歌っても、って気持ちがあったし、しょせん、カバーで売れただけだろ、なんて言われ方もしましたしね。だから、自分の力で勝負したかったんです。ただ、知名度のない曲はなかなか受け入れてもらえず、ライブハウスに出てもお客さんが10人以下なんてザラ。ホント、北見に帰りたい、と何度悩んだことか。そのたびに歯を食いしばって思い直して……。食べていくためにやったアルバイトは数知れず、です」

 沖縄料理店、タイ料理屋、ガソリンスタンド、水道メーターの検針、スーパーでの野菜包装など。

「今も中央線沿線のドーナツ屋さんで週2、3日バイトしてます。今日もその帰りで、取材があることを思い出し、ドラッグストアでお化粧直して来ました、ハハハ」

 上京以来、都内の家賃5万3000円のワンルームマンションに暮らす。そんな前田さんに最近、イベントの出演オファーが殺到しているとか。転機が訪れたのは去年の夏。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド