元「キャンキャン」宇野美香子さん 再出発までの28年を語る
小泉今日子、中森明菜らがデビューした82年は“花の”と形容詞がつくほど人気アイドルを輩出した。本日登場の宇野美香子さん(51)は同じ年に“ポスト・キャンディーズ”でデビューした「キャンキャン」のメンバー。当時は唐沢美香という芸名だった。今どうしているのか。
「2年前の12月、ソロシングル『いまでもアイドル/強い女…WOMAN』で芸名、宇野美香で再デビューしました。85年に寿引退して以来ですから、28年ぶりの歌手活動です。プロモーションビデオをYouTubeにアップしてます。ぜひご覧になって下さい」
池袋のカフェで会った宇野さん、まずはこういった。さっそくスマホで検索してクリックすると彼女が軽やかなステップを踏みながら歌っている。いやいや、とてもアラフィフには見えない。
「実は6年前に主人を亡くし、前妻さんとの間で遺産分与をめぐる裁判が持ち上がっちゃいましてね。それが解決したので、新たな気持ちで人生に向かおうと、再デビューを決意しました。社会人になった2人の息子が、“CDデビューしたくてもできない歌手もいっぱいいるんだから、チャンスは逃しちゃダメ”と応援してくれたのにも背中を押された。ワタシのモットーは“TRY AGAIN”ですし」