トップ女優なるか 黒木華の今後を占う「火10戦争」の勝敗

公開日: 更新日:

 人気漫画がドラマ化されると必ずといっていいほど起きる原作のイメージギャップ論争。連載中の人気マンガ「重版出来!」で連続ドラマ初主演の黒木華(26)もその洗礼を受けた。

 黒木が演じる主人公・黒沢心は元柔道オリンピック代表候補で、体形も“小熊”とあだ名されるようなずんぐりむっくり系。なのに黒木は古風で線が細い文科系キャラ。案の定、黒木の主演が発表されると、すぐに原作ファンからは「土屋太鳳のほうがイメージピッタリ」「能年玲奈だったらよかったのに」と失望の声が上がっていた。

「そんな声をはね返すくらい黒木の演技は評判がいい。一歩引いた感じの静かな演技をするこれまでのイメージとは正反対の、明るくてポジティブな役になり切り、さすが演技派と不安を一蹴した。視聴者からも『感動した。元気をもらった』的な感想が多く、黒木の元気がドラマを盛り上げているようだ」(テレビ関係者)

 だが、視聴率では苦戦している。初回こそ9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前クール「ダメな私に恋してください」の9.0%を上回り、まずまずのスタート。だが、同時間帯で「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系)が1週遅れでスタートした第2話以降は7.1%、7.9%と大幅ダウン。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」