梨園デビュー未定も 藤原紀香が邁進する“肩書マニアの道”
「コットンのパジャマが好きな主人に……」
2度目だって新婚ホヤホヤだもの。歌舞伎役者の片岡愛之助(44)と3月末に結婚したばかりの藤原紀香(44)が10日、「COTTON USA AWARD 2016」授与式に出席。受賞の喜びを伝えたい相手を聞かれて、迷うことなく伴侶の名前を挙げてノロケる姿が印象的だった。
アメリカ綿の持つ、優しさ、さわやかさ、責任感というイメージにふさわしい著名人を毎年、選出している同賞。14年にはひと足早く愛之助が選ばれており、「2年前に主人も受賞していると思うのですが、『2016年は(私が)いただきました』と言おうと思います」。“夫婦ダブル受賞”の称号を得た喜びも笑顔で語ったのだった。
報道陣から「いつ梨園デビューになりそうですか?」という質問が投げかけられると、「どうなんでしょうか……いろいろと頑張ります!」。周囲の“出しゃばり”という批判も耳に届いているはず。時期こそ明言しなかったが、思うところはあるのかもしれない。
もっとも、まれにみるポジティブシンキングが紀香の真骨頂。これまでも東レキャンギャル(93年)を足がかりにデビューして以来、日韓W杯親善大使(02年)、赤十字社の広報特使(07年)、国勢調査の広報大使(15年)などなどを務めてきた芸能界きっての“肩書マニア”である。