復活ツアーは即完売 極楽とんぼ山本の異常人気は本物か

公開日: 更新日:

 事件後、山本を解雇した吉本興業は「(山本の)事務所復帰の予定はありません」としつつ、ライブを主催する。山本を地上波へ復帰させたフジテレビといい、山本をバックアップする理由は何なのか。

「淫行騒動は不起訴処分となったし、被害女性との示談も成立している。番組でもテロップで“言い訳”していましたが、テレビから離れていた10年という期間によって、山本はミソギを済ませたという見方が関係者たちの間にあるようです。また騒動の中身は違いますが、ベッキーのように約半年で芸能界復帰したケースを前例として、山本ももうイケると判断したようです」(テレビ関係者)

 山本はかつて「軍団山本」といわれたお笑いタレントのグループを引き連れ、そこにいた田村淳(42)や遠藤章造(45)らから信奉されていた。視聴者からの批判もあるなか、後輩たちの協力や後押しもあっての復帰劇なのだろう。しかも、復帰特番となった「めちゃイケ」は視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前回放送の5%台から倍増。マンネリで打ち切り説が囁かれる「めちゃイケ」にとって山本は“ドーピング”そのものだが、一定の効果があったのはたしかだ。

 復帰早々、存在感を見せつけた山本。今後、数字目当てのテレビが群がるのは想像に難くないが、その商品価値は一過性かホンモノか。安易なドーピング使用がクセにならなければいいが。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  4. 9

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 10

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育