バラエティーでも大人気 マルチすぎるYOSHIKIの営業努力

公開日: 更新日:

■ビジネスの手腕も

 ミュージシャンに詳しい芸能プロデューサーの野島茂朗氏がこう言う。

「米ビルボードチャートにランクインする日本のロックバンドでは『LOUDNESS』が挙げられますが、そうしたバンドマンとYOSHIKIの違いはプロデューサーやビジネスマンとしての顔になるでしょう。先輩たちが音楽とファッション以外の発信をしていなかったのに対して、YOSHIKIはバンドPRのために『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でアパートの部屋でドラムを練習し、立ち食いそば店でライブというパフォーマンスをしたり、髪を逆立てた格好で運動会に参加したりしていた。

 バンドがメジャーデビューできれば大喜びだった時代に、インディーズレーベルや楽曲の原盤管理会社をつくって、後輩バンドの著作権をも管理するビジネスモデルを打ち立てたりもしていた。提携したクレジットカードを一定期間にまとまって使うと、YOSHIKIのピアノ演奏付きのプライベート食事会が当たるというキャンペーンもかつてやっていたのです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末