自殺遺体投稿で批判殺到 暴走する人気ユーチューバーの闇

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「14億円稼いだら、次は15億円稼がなきゃと思うのがネットの世界。人気ユーチューバーは常にトップに君臨しなければならないと焦りを感じているのです。だから誰もがのぞいてみたい怖いものの撮影に走ってしまう。一方、ユーザー側もテレビで放送されないグロテスクな映像をネットに期待する。今回の騒動は需要と供給がマッチングしたいい例です。“米国人の遺体は批判を浴びる。日本人ならいいだろう”という差別意識もあったと考えられます」

 米国では今回の騒動がテレビ、新聞で報じられ、動画投稿サイトの運営について議論が始まったと報じられているが……。

「ポールさんは今後の活動が厳しくなるでしょうが、ほかのユーチューバーが同じような際どい映像をアップする可能性は高い。まさにいたちごっこです」(美崎薫氏)

 それもこれも怖いもの見たさのユーザーがいればこそ。「踊る阿呆に、見る阿呆」だ。

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