坂口憲二の活動休止で痛手 フジ「医龍」続編が撮れない?
俳優の坂口憲二(42)が国指定の難病「特発性大腿骨頭壊死症」のため、無期限で芸能活動を休止。所属事務所を契約満了となる5月末で退社することが31日に発表された。
坂口は6年前から右股関節の痛みに悩まされ、3年前に手術も受けていた。今後は治療に専念することを決断。坂口は所属事務所を通じた書面で「いつまた悪くなるかわからない状態でいざ仕事となったときに自分の力をセーブしながら続けるのも困難だと考え、この度の結論に至りました」と説明した。
「股関節を構成する大腿骨頭が、血流の低下によって壊死する難病のため、動きのある映像作品の撮影に参加することは難しかった。そのため、ナレーションやCMの仕事をこなしていましたが完治させてからの復帰を選択したようです」(テレビ関係者)
まずは治療が最優先だが、坂口の活動休止によりダメージを受けそうなのがフジテレビだという。
「06年に第1シリーズが放送された坂口主演のドラマ『医龍』は14年の第4シリーズまでいずれも高視聴率。この先、映画化が待望されていた。しかし、坂口の休止によって今後の放送は難しい。同局は看板シリーズだった『海猿』が作者と揉め続編が制作できず。『医龍』は今後続編が制作できる数少ない人気シリーズだっただけに落胆は大きい」(放送ライター)
連ドラの視聴率は低迷が続くフジテレビ。坂口の完治を待つしかない。