千鳥、サンドも…お笑い界は“バラ売り”から“コンビ回帰”へ
ジャンルは違うが、壇蜜はタレント・執筆業と活躍の場を広げても、出身地であるグラビアも不定期に続けている。売れてもおごることなく、原点のグラビアを忘れないのが壇蜜人気の一端を支えている。くだんの漫才コンビも忙しい合間を縫って漫才を続け、新作ネタを提供している。人気者になってもバラ売りを嫌い、漫才以外もコンビで出演する。4組とも地方出身の苦労人。“サンド”のラグビー仲間、“千鳥”の同級生などコンビを組む前からの仲良しでもある。
つくられたコンビにはない強い絆で結ばれているのが、画面からも伝わり見る人を癒やす。好感度も上がる。情報番組に出ても漫才並みに息の合ったボケとツッコミで番組・CMに新風を吹き込んでいる。芸人の流れは確実に変わってきている。