「幼児虐待」根絶に奮起 坂本美雨らママタレ軍団の説得力
他人に任せてはいられない――。東京・目黒で起きた実父らによる5歳女児の虐待死事件を受け、子育て中のママタレントたちが結成した児童虐待防止を掲げるチームが奮起している。
「#こどものいのちはこどものもの」を標榜し、エッセイストの犬山紙子(36)、タレントの真鍋かをり(38)、福田萌(33)、ミュージシャンの坂本美雨(38)、「あやまんJAPAN」元メンバーのファンタジスタさくらだ(33)の5人が活動を行っているのだ。
SNSを中心に呼びかけをし、10日には児童相談所の体制強化やLINEでの相談窓口の設置を求める要望書と賛同する5000人のメッセージを牧原秀樹厚労副大臣に提出した。ワイドショーで発言するだけでなく、実際の行動に移した彼女らは“言うだけ番長”の何倍もの説得力がある。
しかも、坂本美雨は発売中の「婦人公論」(7月24日号)で〈虐待の連鎖を断ち切るため、母となった私にできること〉と題した自身の体験インタビューに応じている。父で厳格だった坂本龍一との幼き日の記憶として、〈時には怒りに任せて手が出ることもありました。~中略~そういう時は、ただただ父の威圧感に怯えていたような気がします〉などと述懐。世間が抱く有名音楽一家のイメージを覆す衝撃的な告白をしているのだ。