元・看護師の結花乃さんが「きんぎょすくい」に込めた思い
「思いついたら携帯に吹き込み、夜中に整理して楽曲に落とし込んでいます」
そんな中、結花乃の声と楽曲が評価され「みんなのうた」に抜擢された。
「お祭りの金魚すくいで連れてきた金魚5匹が数日で2匹になってしまい、小さな命の輝きやきらめき、あっという間に命が消えていくはかなさを作品にしました。そして、金魚の絵を描いて、一緒にお渡ししたんです。そしたら、絵も採用してくれて」
今では「金魚」の歌で有名に。
「ショッピングモールでライブをすると、以前は男性とか大人の方が立ち止まってくれたのですが、子供たちが集まってくれるようになりました。子供が動かないからお母さんたちも一緒に聴いてくれたりしています」
5月1日にファーストアルバムをリリースする。
「曲を作る時、私はひとつの物語のつもりで作っているので、短編集のように受け取っていただけたらと『結花乃譚』と名付けました。これからもみんなに歌ってもらえるような曲を作っていきたいです」