上原多香子「母の日」投稿は“鍵付き”アカウントなのに炎上
とはいえ、何も言うな、何もするなというのも、特にデジタルネーティブ世代には無理がある。スマートフォンとSNSの利用には利点や美点も多く、一律にダメと言えるはずもない。
しかし、誤爆が問題だったわけだから、身内や仲間だけが共有できるように設定しておけば、外部の人間は何が書かれているかわかるはずもない。それで安心かというと、そうでもないからややこしい。たとえば、5月の母の日にSNSへ投稿して炎上した上原多香子のケースがそうだ。上原は「鍵付き」のアカウントだったのだ。
鍵付きとは、仲間内に入りたいと事前に申請し、許可されないと投稿を閲覧できなくしてあるアカウントのこと。申請に対してOKを出す際には、これまでの投稿を見てアンチではないと確認したり、登録から日が浅かったり投稿実績がないとマスコミの潜入やアンチの揚げ足取りなのではないかと疑い、定員などを言い訳に参加を拒むこともできる。完全なプライベート空間ではないにしろ、基本的にはシンパしかいないはずなのだ。
(つづく)