黒木瞳は衰え知らず 変幻自在の美貌で女性の支持が急増中
「2001年に放送された連ドラ『恋を何年休んでますか』(TBS系)では、親子ほど年が離れた伊藤英明さんと不倫の恋に落ちる40代の専業主婦役でした。18年も前のことですから、今とは女性の生き方も違う。当時はまだまだ、40歳を過ぎた女性が愛だの恋だのなんてあり得ないという風潮が強かった。そんな中、40代は美しく女盛りよ的なオーラを、ドラマの中でアピールしたような気がします。いくつになっても恋や、女であることを諦めなくていいと勇気づけられた女性が多いのでは」
黒木は昨年放送された連ドラ「黄昏流星群」(フジテレビ系)でも、主演の佐々木蔵之介と恋に落ちる女性を熱演。当時57歳にして、恋愛ドラマのヒロインであり、第1話で真っ白な衣装に身を包んだ黒木の姿には、〈この年で全身白が似合うのは黒木さんだから〉〈子ウサギみたいに可愛くて、黒木瞳の女子力を見せつけられた〉などと、変わらぬ美貌を称賛する声があふれた。
「舞台や映画なら50代女性の恋愛ものは時折ありますが、地上波、しかも連ドラでヒロインを務められる女優といえば、黒木さんは向かうところ敵なし。宝塚のトップ娘役時代の清純イメージから、退団後には映画『化身』で全裸に。『失楽園』で世の男性のファム・ファタル的な存在となりましたが、衰え知らずの美貌で女性ファンも増加しているように思えます。実際に、彼女がドラマの中で身に着けた衣装やアクセサリーに関する問い合わせも多いようです。黒木さんの若さに対する嫉妬から悪口を言いながらも、結局は黒木さんが出ているとつい見てしまうという女性も多いはず」(エリザベス松本氏)
嫌い嫌いも好きのうち、といったところか。女心は複雑なようだ。