賀来主演作「ニッポンノワール」の致命傷はヒロイン“不在”
ヒロインがアラフォーの広末では…
そもそも今回のドラマ「ニッポンノワール」が失敗した理由は何か。
「一番は拙い構成力、リアリティーの欠如に尽きる」と断罪するのは数々のヒットドラマを世に出したプロデューサーだ。
「テレ朝系の『相棒』を見て勉強して欲しい。リアリティーが完全に欠如というか無視されている。ドラマは警察上層部や公安が複雑に絡んだ物語を展開しようとしているが、話が取っ散らかりすぎている。しかも、捜査会議中に刑事全員で乱闘したり、賀来演じる清春が他の刑事と殴り合いの喧嘩をするなど、コントかと思えるようなシーンがてんこ盛りです。初回で小学生の子供が銃を撃つシーンもあり得ない」
さらに致命的な失敗といわれているのがヒロインの不在。
「『今日俺』は清野菜名、橋本環奈、『3年A組』は永野芽郁、『あなたの番です』は西野七瀬など視聴者層を意識したフレッシュな女優陣が脇を固めていた。だが今回は40近い広末涼子がヒロイン。ちょっと厳しいですよ。ここだけの話、賀来もヒロイン不在については不満があるようです」(芸能プロ関係者)
このまま低空飛行を続けて“黒歴史”になってしまうのか。