髭男爵ひぐち君の貧乏時代「ずっと誰かにパラサイトしてきた」

公開日: 更新日:

「髭男爵」という名前だから「どっちかが髭を生やして、どっちかが男爵をやらなきゃ」と話し合い、結局は相方がどっちもやり、僕には役割がなくて。私服でライブに出ていたら、MCに「ひぐち君て何なの?」とイジられて。髭男爵とひぐち君みたいになってた(笑い)。

「ワハハ本舗」のライブのオーディションを受けた時に演出家の喰始さんに、「君は召し使いになった方がいいよ」と言われたんです。でも、召し使いになるには衣装代がかかる。

 ある朝、男爵さんが原宿のコスプレの店に連れていってくれたけど、僕が着ている召し使いの緑の衣装が当時4万円したんですよ!

 お金もないし、買ってもオーディションに受からず、何にもならない可能性があるわけだから、悩んだんですよ。でも男爵さんが「買おう! これ着てダメだったら芸人やめるくらいの気持ちでやらなきゃ」と言って買いました。

 その衣装を着てからですね、オーディションに受かるようになったのは。

■十数年付き合い、結婚は5年前

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ