ジャルジャル悲願のKOC王者 “13度目の正直”裏にネタのタネ

公開日: 更新日:

“コント日本一”を決める「キングオブコント2020」決勝戦が26日行われ、13代目キングの栄冠を手にしたジャルジャル(後藤淳平36、福徳秀介36)。

 2008年の第1回大会から13年連続で準決勝以上に進出し、決勝進出も4回目だった。今年のエントリー数は1707組。決勝戦に進んだ10組の中では最年長だった。

 優勝後の会見で、後藤は「12回悔しい思いをしましたから、気が狂いそうになるほどヘコんだときもありましたが、優勝して悔しい思いが吹き飛びました」、福徳は「優勝したことが信じられない。後輩たちには負けられないというプライドの戦いでした」として、喜びを語った。

 決勝戦のファーストステージは「やじワクチン」、上位3組によるファイナルステージは「空き巣タンバリン」のネタで挑んだ。それぞれ単独ライブと毎日配信しているユーチューブで反響が良かったネタだったという。

「特にキングオブコントに向けての対策はしていなかった」と後藤は語ったが、「やっぱり吉本興業は劇場がたくさんあって、コロナでたくさんのお客さんを入れられないながら、舞台に上がり続けることができたことが大きかったと思う」とも語った。確かに決勝進出した10組中9組が吉本芸人だった。

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