ジャニーズ2020年の興亡…不祥事と退所に揺れた帝国の激動

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所にとって2020年ほど激動の年はなかっただろう。嵐のラストイヤーはコロナ禍に翻弄され、退所は相次ぎ、最後は“長男”マッチのスキャンダルも飛び出した。アイドル業界の大帝国はどこに向かうのか。「ジャニーズは努力が9割」の著者で、ジャニーズウオッチャーの霜田明寛氏が分析。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)

 創業から半世紀超、10代から50代まで約400人が所属する大所帯となったジャニーズ事務所。今や「ジャニーズだから……」の一言ではとてもくくれないほど、タレントは多様化してきている。ここでは世代別に見ていきたい。

 2020年、最も世間を騒がせたのは、元NEWSの手越祐也(33)と山下智久(35)の退所だろう。2人とも謹慎期間中の突然の退所だが、2人はともに“ゆとり・さとり世代”とも言われる「アラサー世代」。海外やユーチューブなどに活路を見いだしているようだが、身勝手で恩知らずに映る面は否めない。いずれにせよ、この世代は、関ジャニ∞やKAT―TUNの元メンバーを見る限り、退所しても芸能活動を続ける者が多いようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3
    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 5
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  1. 6
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 7
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  3. 8
    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

  4. 9
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  5. 10
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」