「ドラゴン桜」生徒役で一番の成長株は鈴鹿央士と…誰だ?

公開日: 更新日:

「当初の藤井は上から目線の嫌みなキャラ。どこまで視聴者をムカつかせるかが勝負でしたが、鈴鹿さんはそれをうまく演じて、きっちり憎まれ、第9話の涙のシーンでは、視聴者に〈応援してあげようか〉という気にさせた。後半に向けて顔つきまで変わってきている。変化を見事に演じて、人気が急上昇しています。それが最初から鈴鹿さんの演技プランだったとしたら、凄い」

長澤まさみに続くか?

 その鈴鹿以上に山下氏が成長を感じたというのが、〈何不自由なく育って飽きっぽい性格〉という早瀬役の南沙良(19)なんだとか。

「同じ事務所ということで“第2のガッキー”なんて言われますが、当初は正直〈それほどかな〉〈埋もれちゃうかな〉と感じていました。ところが回を追うごとに、南さんの透明感あふれる魅力に気づかされたんです。早瀬は東大専科の中で一番普通の生徒で、キャラに大きな起伏がない分、実は演じるのが一番難しいのに、最初から〈確かにこういう子っているよね〉と思わせるうまさがあった。何より素晴らしいのは、南さんの声。女の子っぽいけど甘ったる過ぎないあの声は、画面を見ていなくても南さんとすぐ分かります」

 確かに役者にとって声は大事だ。普通に見えて存在感を発揮し、どんどん魅力的に感じさせる南がイチオシらしい。

 第1シーズンの生徒役は長澤まさみしかり、その後“出世”した。鈴鹿と南は続けるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方