鈴木亮平「TOKYO MER」高視聴率の秘密は「水戸黄門」&「アルマゲドン」感

公開日: 更新日:

 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は、「視聴者のその気持ちはよく分かります。喜多見先生はまず『大丈夫ですよ』と患者を安心させるために声かけをするのですが、あのセリフを聞くとテレビの前の私まで『もう大丈夫』となぜか毎回安心してしまいますから」と笑う。

 ところが、そんな「TOKYO MER」の毎回の“お約束”には、こんな声もちらほら。〈『死者は……ゼロです!』でみんなが騒ぐのがお約束だけど、さすがにコントっぽく見えてきた〉〈(石田ゆり子が演じる)都知事が危機管理対策室長の肩に手を置いて『お疲れさま』っていうシーン、毎回いる?〉なんて感じだ。

「いやいやいやいや、毎回のお約束、それこそが日本人が大好きなものですよ! たとえば不朽の名作『水戸黄門』。いろいろあっても、最後は〈この紋所が目に入らぬか!〉ですべて解決すると分かっている。だからこそ安心して見ていられるんです。『TOKYO MER』も、喜多見先生が何とかしてくれるという安心感があるからこそウケている。米倉涼子の『ドクターX』が〈私、失敗しないので〉と言わなかったら、数字は落ちると思いますよ」(ドラマ制作会社スタッフ)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」